母特製!巨大おはぎ!!
2007年 03月 15日
お彼岸には早いけど、作っちゃたから・・・。との事。
私の母は、たいして信心深くはないのですが、昔からの地元に残る風習とか、伝統行事とか、親から受け継いだ代々の教えとかというものを、頑なに守る人です。
でも、それは自分個人でしているだけなので、私達子供やお嫁さんには強制は絶対しません・・・。
そーする事で、代々家を引き継いできたんですね・・・。
母のおはぎは、昔から握りこぶしくらいあって、甘じょっぱい味。
買ってきたものでは、絶対味わえない、パンチのある味なのです。
・・・でも、一人だけ母とそっくりなおはぎを作る人がいました。
その人は私が東京でお勤めしていたとき、一緒の職場で働いていたおば様。
私の母より少し若い位の年ごろで、なにかと、一人暮らしの私を娘のように心配し、かわいがってくれて、私も[お母さん]と呼ばせていただいてました。
年に何回か早起きをして、わざわざ小豆を煮て、おはぎを作って、重い思いをして満員電車に揺られながら、和子さん好きでしょ?って言いながら持ってきてくれました。
一口食べると、田舎の母の作るおはぎと同じで、ちょっぴり切なくさせる味でした。
あれから19年・・・。
お会いすることはないけど、今でも一年に1度は[元気にしてる?]ってお母さんからお電話いただいてます。
おはぎを食べると、お母さんの愛を感じます。
太っちょ和子ママ